金子哲之氏の「睡眠の起源」を読む。
睡眠の効率化や充実化に目を向けたものではなく。なぜ眠るのか、を人以外の切り口で記載されている。自身の研究に取り組む、青春?的な記載もあり、読み物としても面白い。
研究対象として、プラナリア、ヒドラ、ショウジョウバエなど、ほかの書籍に出てくるマウスよりもっと単純な生物で観察していて、より理解が進む内容になっている。
やはり一番の見どころは、頭を持たない生物も眠っているという事実の発見。このあたりの記載が面白く、また好奇心もそそられます。
文章も理解しやすく、読みやすいので、「睡眠」の知識を深めたい方にはお勧めです。
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