
角谷リョウさんの超熟睡トレーニングを読む。
角谷さんの本は過去にも読んだことがありましたが、今回は一番わかりやすく、かつ具体的な本になっていました。お勧めです。
目次としては、
- 知っているようで知らない「睡眠不調」の正体
- これも誤解だらけ・・・。「睡眠のメカニズム」を正しく知ろう
- 「スムーズな入眠」ができるように「熟睡スキル」を身に付ける
- 「途中で目が覚めてしまう」を解消する「熟睡スキル」を身に付ける
- 「すっきりと起きられる」ようになる「熟睡スキル」を身に付ける
- 「日中の眠気」を発生させない「熟睡スキル」を身に付ける
- 「いびき」と「無呼吸」を改善するトレーニング
- 快眠体質を手に入れるための「フィジカルトレーニング」
- 快眠体質を手に入れるための「メンタルトレーニング」
冒頭は睡眠の基礎知識、中盤で眠りのコツ、いびきと無呼吸を挟み、後半は心がけたいトレーニングという構成です。
角谷さんは医者ではないこともあり、より社会人にとって具体的な記載が多いことが特徴です。ただ、これまでの本では、その方向性のためか、自己啓発的なあおり文章があったりで、自分には合わないかなと思ったりしました。
今回はそのあたりはマイルドに、より多くの人に届く本になっていると感じました。終わりにご本人もそのように書かれています。
私は過労、睡眠不足、体調不良と、典型的な睡眠の問題による病状を経験しました。その反動?で睡眠に関心をもち、できるところから実践しています。角谷さんも深刻な状況になられたようで、いまは課題を抱える方のサポートをしているということでした。
周りをみても問題を抱えている人は、明らかな睡眠部不足傾向があります。寝たほうがいいとアドバイスをしますが、当時の私のように届かないものです...。それでも私も身近な人に睡眠の大切さを伝えられればと思っています。
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