
TVでもよくお見掛けする大谷先生の本です。そもそも趣味がウォーキングなそうで、論文からエビデンスをかき集めた本に仕上げっています。
1万歩を進める理由3つ
- 摂取カロリー2200kcal に対して、消費カロリーが1900kcal。余分な300kcalは1万歩で消費。
- 1日の平均歩数が多いほど死亡率は低い
- 男性9000歩、女性8500歩が推奨(厚生労働省の健康日本21より)
1万歩ウォーキングの効果
- 肥満解消に効く
- 睡眠の質が上がる
- 感染症に効く
- 脳卒中、心臓病に効く
- 糖尿病、腎臓病に効く
- 肺炎に効く
- 高血圧に効く
- がん予防に効く
睡眠に関係が深いところは、ストレス腸が改善するところ。あとは、昼間にしっかり太陽の光を浴びて、体を動かす効果があること、でしょうか。それにより、睡眠ホルモンのメラトニンが分泌されて、良い眠りが得られます。
面白かったのは、散歩を続けるのに、メスの犬を飼うというところでしょう。犬を飼うと、愛情ホルモンのオキシトシンが分泌されます。メス犬は飼い主を良く見つめるらしく、それが分泌を促すらしいです。
私はペットを飼っていないので実感はないですが、面白い話です。でも、散歩していて感じるのは、犬がいるとほぼ強制的に散歩することになるので、その効果は大きいのではないかと思います。
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